教育・保育のこころ

『すべては子どもの健やかな成長のために』

 当法人の理念は「親子の未来につながる幸せづくりを追求します」であります。
 この理念が表すように、当法人が運営する園は、働く親の子どもを預かり、親が安心して働けるだけの場ではなく、子どもと共に親が親としての親年齢を重ね、親子がしっかりつながることを求める園です。それはなぜかと言えば、乳幼児期は、人間としての基礎を培う最も重要な時期であり、「乳児の1日は、大人の10年」「5・6歳児の2カ月は、大人の5年~10年」に匹敵すると言われるほど、日々多くのことを学び成長する時期だからです。

 子どもの『学び』とは、様々な遊びや体験を通して得られるものです。しかし、子ども達が様々な遊びや体験に没頭し、保育者やお友達と楽しく園生活を送るためには、子どもが“親から愛されている”と感じながら生活をしていることが何よりも重要です。
 どの親も我が子に健やかに育って欲しいと願いつつも、仕事や生活に追われ、文句を言わない子どもに対して、親の都合を最優先にした生活を送りがちです。しかし、それが子どもの健やかな成長の妨げになっていることに気づいてもらい、子どもを最優先にした子育てを、子どもの最善の利益を考えた子育てを、してもらえるよう子育ての支援に努めています。

 今の子ども達が社会人になる頃には、今存在する仕事のおよそ半数が自動化され、65%の人が今は存在しない職業に就くと言われています。当法人は、子ども達がそんな激動の時代を力強く生き抜けるよう、20年後、30年後の子どもの将来に思いを馳せ、子どもたちの今を大切に育んでいきたいと思います。